嘘が溶けて消えた日

本当はお寿司が好きだけど
お母さんが私はお寿司が嫌いだと
思っていたので、
私はお寿司が嫌いになった。

本当は欲しいものがあったけど
困らせたくなかったので
安くて欲しくないものを買ってもらった。

将来の夢も
本当はなりたいものがあったけど
親が反対しているから
選択肢には上がらないと思った。

本当は旅行したかったけど
お母さんが心配するから
お母さんが寝たきりになるか、
死んだあとで行こうと思った。

友達が、私が歌が下手というから
私は下手に歌って
友達が言う通りの自分を
きちんと演じました。

自分や他人に嘘をつき続けているうちに、
自分の本当にやりたいことや
好きなもの、嫌いなもの、
何を感じているかが
本当の自分というのが
分からなくなっていたのでした。

ヒーリングを受けて
幸せになりたくなったのです。

なんだか苦手だったものや
避けていたものが嫌いだって分かったり。

食べるコトに興味がなかったのが
興味が出てきたり。

無表情で感情を感じないようにしてたのが
感じるようになったり。

閉じてた世界が広がって
自分が人間だったのか…ということが
分かった感じがしました。